2012年08月28日

重要:和歌山市の震災ガレキ広域処理の対応について


〜和歌山市の震災ガレキ広域処理の対応について〜

 8月9日、和歌山市一般廃棄物課は、「東日本大震災により生じた災害がれきの今後の広域処理の方針について」という文書を作成しました。これは、関係部局や市議会宛の「報告」文書として作成されたものです。「子どもたちの未来と被ばくを考える会」事務局にも情報が入りましたのでご紹介します。

1 経緯

 昨日(8/8水)、関西広域連合※1及び大阪湾広域臨海環境整備センター(フェニックス)より、環境省から『「災害廃棄物の埋立処分に関する個別評価」を実施しない旨』の回答があったと連絡が来る。

2 内容

 国では8/7(火)に開催された、「災害廃棄物の処理の推進に関する関係閣僚会合」において「東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表」が了承された。その行程の中で、今後広域処理の方針としては、『岩手県の可燃物・木くず及び宮城県の可燃物は具体的な受入れを調整している自治体や受入実績のある自治体の追加的な協力が得られれば、目標期間内の処理実現できると見込まれる状況であり、新たな受入先の調整は行わず、これらの自治体との調整を行う。』とされたため、フェニックスにおける個別評価は実施しないことが決まった。また、その工程表の策定により、同日8/7付けで各都道府県知事宛に今後の広域処理の方針とあわせ、謝意の通知が送付された。

3 結果
 上記の経緯により、最大の懸念事項であった災害がれきを焼却した際に発生する焼却灰をフェニックスにおいて埋めることができなくなったため、青岸清掃センターでの焼却は不可となり、実質上、本市における災害がれきの受入れは出来なくなった。また、国からの今後の広域処理の方針により、新たな受入先の調整は行わないため、本市の広域処理の必要は無くなった。


 以上は和歌山市の動きですが、関西広域連合においても、去る8月23日に鳥取市で開かれた委員会(首長会合)において、災害がれき受入手続の中止を正式決定したと伝えられています(読売新聞・京都版)。

 「関西広域連合は、鳥取市で開いた23日の首長会合で、東日本大震災で発生したがれきの受け入れ手続きの中止を正式決定した。兵庫県尼崎市沖と大阪府泉大津市沖の処分場でがれきの焼却灰を埋め立てる計画を進めていたが、国が今月7日、処分に見通しがついたとして手続き中止を連合側に伝えていた」
 もっとも、正式の議事録はまだ公開されていないようです。
 ただし、以上はあくまでも「関西広域連合」の話であって、大阪府・大阪市と岩手県との基本合意(8月3日付)はしっかり有効なままです。

 ざっと目を通したところ、西日本では、北九州市と大阪市が突出しています。和歌山市議会が「東日本大震災に伴い発生したがれきの受け入れに関する決議」をするらしいということが分かり、若いお母さんたちが中心になって決議反対の陳情行動を行ったにもかかわらず、市議会議員全会一致で受入決議が行われたのが3月22日のことでした。それから、4か月半後の「帰趨」は以上のとおりとなりました。


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2012年08月12日

ニュースレターNo.1 と No.2


「子どもたちの未来と被ばくを考える会」発行のニュースレターをお届けします。

ニュースレターNo.1

ニュースレターNo.2

編集の殆どを若いお母さんたちで担っています。
ご関心のある方はぜひ、印刷してお友だちにもご紹介いただけると嬉しいです。

posted by ブログ管理者 at 16:29| Comment(0) | ●ニュースレター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月07日

安田節子さんの「食品と放射能汚染」講演会感想


 7月29日 安田節子さんの「食品と放射能汚染」の講演会を開催しました。

 放射線は身体の中で遺伝子を傷つけ悪影響を与えること、どんなに微量でも影響があり「これ以下だったら大丈夫」といえるような「安全線量」などないこと、今でも放射能は漏れ続けていて安心できないこと、食品、特に魚の汚染は事故から1年から2年経ったころに一番出てくるだろうということを教わりました。

 この中でも「安全な基準値などなく、放射能汚染された食品は出荷されるべきではなく、また影響の大きい胎児や子どもはこの食品汚染からしっかりと守らなくてはいけない」ということを学びました。

 対策としては、・汚染のない地域のものを食す。・グレーゾーンのものについては調理方法で放射能を減らす工夫をする。・日本古来の食事法「マゴワヤサシイ」(マメ、ゴマ、ワカメ、ヤサイ、サカナ、シイタケ、イモ)プラス玄米で、必要なミネラルを採り、放射性物質を取り込みにくい栄養状態をつくること。例えば、身体はストロンチウムをカルシウムと間違えて取り込んでしまうので、カルシウムを充分とっておいてストロンチウムの吸収を防ぎましょうといったわかりやすい説明で、「栄養バランスの取れている食事」がいかに大切かがわかりました。

 他にも、市民として行政や食品業者にしっかりと働きかけましょう、ということも印象的でした。検査範囲や回数を拡大すること、検出限界値を公開することなどを要求することも必要です。
 例えば、チェルノブイリ後のベラルーシのように小学校ごとに市民が食品を持ち込み検査できる設備を備えて欲しいと訴えるのもいいでしょう。汚染のない食品を自分たちのために探す以外にも、この日本の食品状況を改善していくために行政や業者に働きかけをし、「安全で安心な食べ物を国民は消費者は求めているんだ!」ということをアピールし、食品業界全体の放射能汚染に対する対策の向上を訴えていかなくてはいけないということがわかりました。

 「一日一電話」「友だちとお茶のついでにいっしょに一電話」など、ちょっとずつでいい、「できるときにできることを」積み重ねていければいいですねと語ってくださったのが励みになりました。

posted by ブログ管理者 at 11:37| Comment(0) | ●報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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